nikki

大学4年生の日記です

東京都庭園美術館「装飾は流転する」を見に行った

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東京都庭園美術館で開催されている「装飾は流転する 「今」と向き合うの7つの方法」

http://www.teien-art-museum.ne.jp/exhibition/171118-180225_decoration.html

装飾に焦点を当てた7組のアーティストの作品が展示されている

アーティストそれぞれの多様な装飾へのアプローチ・捉え方を1つにまとめて展示することで「装飾」の含意を膨らませる狙いか

と言ってもバラバラな作品たちなので展覧会としての統一がやはり微妙ではあったが、それをまとめ上げたのが東京都庭園美術館(旧朝香宮邸)という場

この建物は建築当時の1930年付近に流行したアールデコの様式をとっていて、随所に装飾が施された館内と装飾をテーマにした作品たちが共鳴する リンリン🎶

 

場と作品の共鳴の視点から1つ作品を挙げる

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山縣良和 「graduate fashion show -0points-」2009年秋冬コレクションより

この作品が展示されているのはベランダ右手の第一浴室で、私たちは少しサプライズ的にこの作品を目にすることになる

ベランダの反対側は大きな窓から日光が差し込んでいて、私たちはかがむ姿勢でこの棺桶の作品を見る

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山縣良和 「フラワーズIII」2018年春夏コレクションより

 

そこから上体を起こし、通路の奥へと右足を踏み出したときに不意打ちで視界の端に飛び込んでくるのが先に挙げた赤いルックだ

幽霊と目があった時の感覚ってこういうものかしら

きっと私が棺桶の方にかがんでいる間もこのルックは私を背後から見ていたはずで、浴室という水の場所もまた少し幽霊を彷彿させる

暖色の日光に照らされた華やかな花と透き通ったドレスが置かれた棺桶と、グレーの壁に白い陶器の中で冴える赤いルックの対比

 

昨年別の展示に行ったときに作品の展示方法とそれを見る時の姿勢の繋がりがやけに気になったことを思い出した

 

「装飾」に関して1つなるほどと思った意見があったので載せる

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